バッグ、ボールペンの“おそろい”から始まる、新しい応援スタイル

近ごろSNSを中心に耳にするようになった「サナ活」。
これは第104代内閣総理大臣・高市早苗さんを“推す”ファン活動のこと。政治家への支持が、ファッションやライフスタイルを通じて広がる――そんな新しい現象が生まれています。
「政策」よりも「姿勢」や「美意識」に共感し、“おそろいの持ち物”で日常に取り入れる女性たち。今回は、この話題の「サナ活」を詳しくご紹介します。

■ 「サナ活」とは？
「サナ活」関連商品リスト
🌷まとめ

■ 「サナ活」とは？

「サナ活」とは、高市早苗総理を親しみを込めて「サナ」と呼び、その持ち物や所作を真似して楽しむ応援活動のこと。
SNS上では《#サナ活》《#早苗バッグ》といったハッシュタグが生まれ、彼女が愛用しているアイテムを購入したり、「同じボールペンを使ってみた」といった投稿が増えています。

政治家を「推す」というよりも、「働く女性としての生き方や美意識に共感する」という側面が強く、特に20〜40代の女性層から注目を集めています。

■ 発端は「おそろいのバッグ」から

きっかけとなったのは、高市総理が公務の際に使用していた濱野皮革工藝のトートバッグ。

シンプルで気品あるデザインが報道を通じて拡散されると、「私も同じバッグが欲しい」「同じものを持って働きたい」という声が急増。
同ブランドには注文が殺到し、予約待ちが続出するほどの人気となりました。

その後、彼女が会見で使っていたピンクのボールペンや真珠のアクセサリーなども“サナ活アイテム”として注目され、まるで「総理とおそろい」を楽しむようなムーブメントに。

■ SNSがつなぐ“共感の輪”

SNSでは、「高市さんのように自立した女性になりたい」「あのバッグを持つと背筋が伸びる」といった投稿が相次ぎました。
「推し活」と聞くとエンタメを連想しがちですが、サナ活は“生き方を推す”活動とも言えます。
政治への距離を縮めながら、働く女性たちのロールモデルとして新しい関心を呼び起こしているのです。

■ 一方で生まれた議論

社会現象として盛り上がる一方で、「政治を軽く扱いすぎでは？」という声や、高額商品に対する批判も存在します。
また、人気を悪用した偽広告や転売も確認されており、消費者トラブルへの注意が呼びかけられています。

それでも、「自分の憧れを生活の中に取り入れる」ことがポジティブな原動力になる、という意見も多く、賛否を含めて“女性と政治”の新しい関わり方を映し出しているとも言えるでしょう。

「サナ活」関連商品リスト

1) 濱野皮革工藝（HAMANO） — グレース・ディライト・トート（＝通称「早苗バッグ」）

説明：高市首相が公務で愛用していると報じられ話題になった本革トート。A4収納可、職人仕立ての国産牛革。
入手先の目安：濱野皮革工藝公式オンラインショップ、百貨店取扱、楽天／Yahoo!の正規取扱店（在庫が出ることあり）。一部ではふるさと納税の返礼品に出るケースの報告あり。
価格・在庫：136,400円（税込）（参考：公式ページ・複数メディア）。人気のため予約・品薄（出荷待ち・完売情報あり）。 shop.hamanobag.com

2) 三菱鉛筆（uni）ジェットストリーム — 多機能ペン（ライトピンク等）

説明：高市首相が会見で使っていたピンク系の多機能ボールペンとして特定報道が出たシリーズ（ジェットストリームのライトピンク軸）。日常使いしやすく替芯も豊富。
入手先の目安：文具店、Amazon、楽天、家電量販店の文具コーナー。メーカー公式ページ（製品型番で検索）。
価格・在庫：モデルやグレードで差あり。一般モデルは約600〜1,100円前後、上位ライン（プライム等）は数千円のものも流通。よく売れて在庫薄になる店舗あり。 Business Insider Japan

3) ブレゲ（Breguet） — クラシック系腕時計（報道・識者推定）

説明：公務で着用している時計が高級ドレスウォッチ（報道や時計専門ブログが「ブレゲクラシック」系を特定）とされ話題に。首相のイメージに合うフォーマルな金無垢モデルの指摘あり。
入手先の目安：正規ブティック、正規時計店（銀座・大阪などの高級時計取扱店）、高級時計取り扱いEC。
価格・在庫：モデルによるが数百万円台（報道・時計専門サイトの試算あり）。※外観からの特定情報も混在するため、厳密な型番は店舗での確認推奨。 rasin.co.jp