ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆158

注:子供は読んじゃ駄目っ!! 其の三

タワーのイルミネーションが窓辺に映る都内のシティホテルの一室で達郎と遥子は互いの唇を求め合う様に激しくキスを交わす。
背中から腰に手を廻されベッドに押し倒される遥子。
その間にも舌を絡め続ける二人。
ブラウスのボタンを一つ、また一つと上から順に外される。
キャミソールの上から胸をまさぐると同時に達郎は遥子の首筋に舌を這わせ耳たぶを軽く噛んだ。

「んっ…あぁ…はぁ……」

熱い吐息を漏らす遥子。一度上体を起こされ半袖のブラウスとキャミを脱がされるとターコイズ・ブルーのブラが露になる。
達郎はフロント・ホックの、そのブラをいとも簡単に外した。

これに遥子は少なからず驚く。
反射的に未発達な乳房を両手で隠そうとするが再び押し倒されると両腕を捕まれ万歳の状態にされてしまう。
そのまま鎖骨から胸の谷間へとキスの雨を降らせながら両手の平で遥子の乳房を包み込む。
やがて指で左右の乳首を摘んで刺激を与えると固くなった遥子の乳首に思い切り吸い付いた。

「アッ!」

身をよじらせ歓喜の声を上げる遥子。
次第に達郎の腕が遥子の胸から脇腹へと流れる様に下降するとスカートのジッパーを下ろされる。
自ら腰を浮かせスカートを脱がされると達郎の指がショーツの上から遥子の秘部を優しくなぞる。

「んっ、んんぁ……てんはぅ…ん……」

縦の割れ目に沿ってなぞられてる部分が徐々に色濃くなってゆく。

ショーツ越しにじんわりと湿り気を感じると達郎はゆっくりと上から下着の中へと手を滑り込ませた。

「あぁ…イヤッ!……駄目ぇ………」

茂みを掻き分け熱く熟れた遥子の果実に触れると達郎は2本の指でゆっくり襞を広げ同時に真ん中の指を折り曲げて遥子の一番敏感な箇所にそっと触れた。

「あぁっ!!」

全身に電流が走ったかの様な感覚に身体を硬直させる遥子。
達郎の指がショーツの中で蠢く度にクチュクチュとイヤらしい音を立てる。
すると達郎は一度手を抜き自身の指を遥子の口に入れ舐めさせた。

「どうだい自分の味は?」
「嫌ぁ……」

羞恥心を弄ばれ屈辱感を感じる遥子。だがそれが返って遥子の性的興奮を刺激するのも事実であった。

「それじゃ今度は僕が味あわせて貰おうか」
「えっ?」
達郎は遥子の蜜がたっぷりと染み込んだショーツをゆっくりと脱がす。そしてガーター・ストッキングを着けたままの足を大きく広げ怪しく光る蜜壷をじっくりと観察した。

「嫌っ!は、恥ずかしい!」

だが身体は何の抵抗も示さない。むしろ顔を両手で隠しながらも、その恥辱に満ちた自分の姿に何処か喜んでいる。
実は遥子は潜在的なM気質であった。二人目のドSの男とも直ぐに別れなかったのはその為である。
やがて達郎は遥子の果実に顔を近づけ溢れ出る果汁を拭い取る様に舌を練り上げた。

「はあぁぁっ!!」

先程よりも強い電流が遥子の身体を襲う。

両腿を抱え込まれ男に恥部を舐め回される遥子。身体を震わせながらも呼吸を押し殺そうと右手の甲を噛む。

「ん…ん…ん…んん、んん……んぐぅ…」
「いいんだぞ。我慢しないで」

達郎は遥子への愛撫を更に激しくさせる。

「あっ、んん…はぅっ、あっ、あっ……あぁぁぁぁぁあああっ!」

本当に我慢出来なくなった遥子は髪を大きく振り乱し快楽に溺れシーツを掴み背中を大きく仰け反らせる。
すると達郎は左手で陰核の皮を軽く引き上げると姿を見せたクリトリスに舌を這わせた。

「ひやぁぁっ!あっ!」

更に右手中指を膣内へとゆっくり、徐々に挿入させる。

「あぁっ!だ、駄目ぇ!!」

この時、少しずつではあるが遥子のヴァギナは自ら達郎の指を飲み込もうとしていた。

そして、その指が奥迄のみ込まれると達郎は舌と指を小刻みに震えさせる。

すると遥子は自らが腰を振り始めた。

《い、嫌!こ、こんな……こんなの私じゃないっ!!》

はしたない程に激しく、更なる快楽を求めるかの様に自身の恥部を達郎にグリグリと押し付ける。
そんな自分を認めたくないという微かな羞恥心がまだ遥子の中に残っていた。
しかし、それも今迄体験した事が無い快楽の波に次第にかき消され、遥子の中の生々しい女の本能が徐々に表れ出す。

「あぁぁぁあん、いやっ、き、気持ち、い、いいぃ!、んん、はぁああああっ!」

身体がガクガクと震え息苦しい。まるで暗い海の底で、もがいてる様な感覚。
だが身体が急速に浮かび上がると同時に燦々と降り注ぐ太陽の下へと飛び出したかの様な開放感。

「!!、!!、!!、!!」

声にならない絶叫を繰り返し暴れる様に身体を脈打たせ悶え苦しむ。
遥子はこの時、生まれて初めて男によってオーガズムにまで導かれた。
そして、それこそが、この頃の遥子が男に求めていた事に他ならなかった。

つづく

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