【生き様ファン】
それは他のアーティストのファンには居なくて矢沢永吉ファンの中に居る、一部、特殊なファン層の事って断言しちゃってもいいと思うんだけど、今回は、その【生き様ファン】についてチョット書いてみたいと思いますヨロシク
始めに、どんな理由、動機でファンやろうとも、それは個人の自由ですよ。
アイドルだって歌や踊りが下手でも可愛いだけで人気が出るコが居るのと同じ様に(最近はそうでも無い様だが)
矢沢永吉の【生き様】(正直、この生き様なんてのも何のこっちゃか理解し難いが)に惚れてファンになる事には何の文句も無い。
だが、ここでハッキリさせておきたいのは
矢沢永吉は歌手、作曲家、アーティストだという事実。
それも、世界でもトップ・クラスのね。
音楽系のアーティストならば歌、楽曲、ライヴ・パフォーマンスで評価されてナンボ。
極一部のファン、というより信者が大好きな、永ちゃんの【生き様】なんて、付加価値にはなるかもしれないが、本来なら評価対象には、ならないんだよな。
例え話として、料理人なら人柄やサービスも大事だろうが基本、味で勝負するのが当たり前。
寿司屋の板前やラーメン屋の店主の【生き様】に惚れて大して美味くも無い店に通う奴なんて普通は居ないよね?(笑)
普段の生活でも、よく有る会話で
「あの店、味、落ちたよなぁ」
という意見に対し
「じゃあ、お前は、あの店のオーナーよりブレない生き方してるのか!?」
なんて言う奴、普通は居ないし、もし居たとしたら頭オカシイと思われるだろう。
所が矢沢ファンに限って言えば
この頭オカシイ奴が極一部の割合で実在するんだな。
あぁ、【生き様ファン】全てが頭オカシイと言ってるんじゃありませんよ。
頭オカシイのは総じて【生き様ファン】だと言ってるんです。
繰り返すが、永ちゃんの【生き様】とやらに惚れてファンやるのは自由だけど、矢沢永吉はプロのアーティストなのだ。
だから、しょーもない曲をリリースしてはライヴで聴かされたり御粗末なパフォーマンス観させられればファンから文句や批判の声が上がるのは当たり前なんだよ。
ところがどっこい
我がblogを含め、ネット上で、永ちゃんに対してネガティブな書き込みすると
噛みついてくるのは決まって、この【生き様ファン】なんだよね。
オレも時々、ネットで永ちゃん関連のサイトとかアチコチ見るけど
悪口、批判に対する反論の中身は決まって【生き様】関連で音楽的な意見で反論してる奴を少なくともオレは見た事が無い。
まぁ、自分が大好きな永ちゃんの事を悪く言われて傷付き怒り心頭なんだろうけど
もし、その矢沢批判が単なる中傷や音楽以外の事なら【生き様】を持ち出して反論するのも、まだ解らなくはない。
だがライヴや曲に関する批判に【生き様】で反論は、上記の例え会話の様に的外れもいいトコだ。
大体、議論の際、本筋と無関係な話、持ち出した時点で「まともな反論が出来ません」って言ってる様な物なんだけどね。
もう一度、言うが矢沢永吉は超一流のアーティストなんだよ。
それを【生き様】だとか、音楽とは無関係な事でしか評価しない、出来ないって
実は永ちゃんに対して物凄い失礼な事なんだよ。
真剣に料理に取り組んでる料理人は
料理以外の事で評価されても余り嬉しく無いだろうし
場合によっては侮辱に感じるだろう。
アーティストだって同じだよ。
以前「矢沢は一流、ファンは五流」なんて言われた事が有ったけど
五流のファンは何もマナーの悪い、騒々しいファンに限った事じゃない。
オレの感覚では永ちゃんを音楽的に語れないファンも悪いが五流だし
「自分が一番、永ちゃんの事を解ってるんだ」と思い込みYAZAWAの代弁者気取ってる
自称【純粋ファン】という勘違い信者に至っては五流以下だ。
何故なら矢沢永吉という最高なアーティストが生み出す音楽の素晴らしさ、
ファン以外の人からも「矢沢は一流」と称される、その根拠を全く理解してないんだから。
その証拠に、本当に永ちゃんの音楽的価値を理解してるなら一々【生き様】なんて持ち出す必要無いからね。
えっ?そう言うお前は永ちゃんの音楽を本当に理解しているのかって?
少なくとも【生き様】ONLYのファンよりは遥かに理解しているよ。
嘘だと思うなら、このオレのblogを隅から隅まで読んでみな。
兎も角、永ちゃんを音楽的に評価するのに何も専門的知識なんて必要無い。
誰だって美味しい物を食べれば「美味しい!」って感じるのだから
耳で「美味しい!」と思った感覚を大事にすれば良いだけだ。
そうすれば音楽以外の理由を一々持ち出して「永ちゃんサイコーッ!」とか言う必要も無くなる。
仮にもし「不味い!」と思ったなら、それはそれでいいじゃないか。
無理して美味しいフリする方が永ちゃんに失礼だ。
それでも【生き様】だけを理由にファンでいたいなら御自由に。
稀に「永ちゃんはカッコいいし生き様も好きだけど曲は正直、好みじゃ無い」なんて人も実際に居るからね。
だけど、そういう人とは違い
コンサートに行ってカラオケで永ちゃん歌ってCDも持っていながら
その音楽に価値を見出せず【生き様】しか語れないなんてファンとして恥ずかしいと思うよマジで。
コメント
確かに勘違いファンいるね(笑)
歌はうまくても、あなたたちは永ちゃんじゃないんだよ。永ちゃんが、歌うから心に染みると言うか、どんどん引き込まれてく。この魅力は、永ちゃんをほんとに、好きじゃないと無理かな➰。個人差あるけど、あたしは、がむしゃらに生きてきた、決して後ろを振り向かず自分で痛い目にあいながら、前に進んだ矢沢永吉に心底惚れてます。だから。最近の勘違いファンたちには、ガッカリ😞💨
せめて、マナーまもろーよ。
矢沢くーさん♪^^こちらではお久です
人間、矢沢永吉の魅力を否定する気は有りませんが、それも本業の歌、曲がハイレベルであってこそ生きてくる訳で
幾ら生き様が凄くても肝心の音楽に魅力が無ければ「矢沢は一流」なんて言われる事は有りませんからね
永ちゃんだって生き様云々より音楽を讃えられた方が嬉しいと思いますよ
音楽以外の話題で語られるのは悪いことではないけれど、程度問題だと思いますよ。
70年代だとキース・リチャーズですかね、『音楽以外のことばかりに焦点が当てられて不本意だろうな』と子供心に感じました。
また、サンタナも“歌謡ロック”などと揶揄されていました。
しかし、それもこれも過去の話。サンタナは今では一流ギタリストと評され、キースはいわゆるテクニック以外のアプローチに敬意を持たれるようになりました。
変わらないのがE.YAZAWA。時代が変わっても同じ角度からしか取り上げられない。
原因?それは多分複合的な面があり、一言では言えないでしょう。ファン、本人の談話に音楽の要素が少ない、有名人のファンが屑ばかり、演出がダサい…それらが重なり合っているのではないですか?
Harmonia Mundiさん♪^^毎度です
スターであれば音楽以外でも色々注目される事も有るでしょうが永ちゃんの場合【成りあがり】のイメージが強過ぎて、それが【聖典】と成り、批判する事をタブー視する狂信者が生まれた点が他のアーティストの熱烈ファンとは違うと言えると思います。
>多分複合的な面があり~
仰る通りで原因を探れば幾らでもblogネタに出来そうですが(笑)何だかんだで永ちゃん本人が今迄のイメージを壊そうとしない、否、かつてのYAZAWAのイメージを払拭しようとしてる様ではありますが壊す所を間違えている様な気がしますね(爆)