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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆005

「それじゃまたね。楽しんでいってね」遥子と麻理子に笑顔で手を振りながら眞由美は若林の太い腕に手を廻し二人は去っていった。麻理子は名刺に目を移す。黒地にE.YAZAWAの赤いロゴと横顔のシルエットが彩られた面の裏に《Bar Open Your...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆004

開演20分前の武道館内部は今の季節を忘れそうになる程の熱気に溢れていた。あちこちから聞こえてくる永ちゃんコールがまた更に温度を上げてる様にも思える。2階席南西部G列の南寄りの端に腰掛けた麻理子は辺りを見回しながら高校時代の頃を思い出していた...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆003

3人の男が近づいてきた。「こんばんは~!」「ごめんね。わざわざこっちに来てもらっちゃって」「そんなのいいって」「あんだけ人がいたら判り難いもんなぁ」「毎年の事だけどな」「来年からはこっちで待ち合わせするか?」「あぁ。売店の前や時計台の真下よ...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆002

「やっぱり混んでるわねぇ」向かい側の歩道から時計台の方を見て遥子は、ため息をついた。武道館の時計台は目印になりやすいので、この場を待ち合わせ場所に指定する人は多い。「ちょっと待ってて」遥子は大きめのバッグから携帯電話を取り出しメールを打ち始...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆001

これは矢沢永吉の唄を愛した貴女達の物語である。第壱章:洗礼2003年12月21日 日曜日 東京 九段下 5:10PM北風が木葉を散らし街を冷たく染め始める季節。だが毎年この時期になると、このエリアだけは、ある独特の熱気に包まれる。「わぁ.....
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