「はぁーっ!生き返るーっ!」
まだお湯が半分も溜まっていない浴槽に勢い良く入る遥子。
「ほら遠慮しないで入りなよ。ホントに風邪ひいちゃうよ!」
「う、うん」だが麻理子は恥ずかしがって脱衣所から入ってこれない。
「あーもう焦れったい」
「きゃっ!」
一度出て強引に麻理子の腕を引っ張りバスタブに押し込む。
向かい合って温まる遥子と麻理子。
二人の裸の付き合いはこの時が初めてであった。
そして遥子が唐突に
「麻理子ってさぁ、胸おっきいよねぇ」
「えぇっ!?」
反射的に両手で乳房を隠す麻理子。
「サイズいくつ?」
「………65のC」
「いつごろからおっきくなった?」
「……小6かな?」
「いいなぁ!私なんて未だこんなだよ」とペッタンコな胸を突き出す遥子。
「いい事なんて無いよ。肩こっちゃうし男子に触られたり…」
「男子の気持ち、ちょっと判るなぁ」と麻理子の胸をマジマジと見る
「ちょっと………恥ずかしいよ…」
「ねぇ、触ってもいい?」
「えぇっ!?キャッ!!」
麻理子の許可を待たずに胸に手を伸ばし無遠慮に揉みだす。
「うわぁ~!凄いぽよぽよ!!」
「ちょ……遥子………止めて」
「止めらんないよぉ。何か気持ちいい!」
「止めて……お、お願い!」
「あれぇ?麻理子もしかして感じてる?」
「…………」
「あ~感じてるんだぁ!」
途端に意地悪な顔になる遥子。
「そ、そんな事………」
「でも乳首、立ってるよ」と指で弾く。
「アアッ!!」
ビクビクッと身体を硬直させる麻理子。それを見て遥子のSっ気に火が点いた。
そのまま左手で麻理子の乳房を揉みながら反対の人差し指でもう片方の乳首を円を描く様に刺激する。
「麻理子、気持ちいい?」
耳元で囁き耳や首筋に息を吹き掛ける。
「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…」
息遣いが段々と激しくなる麻理子。不思議と抵抗出来ない。
その表情に遥子のSっ気が益々燃え上がる。
「麻理子ってさぁ、まだ処女?」
「あ、当たり前でしょっ!まだ高一なんだから…」
「当たり前かなぁ?」
会話をしながらも遥子は麻理子への悪戯を止めない。
「よ、遥子……は違うの?」
「うん」
「ええぇっ!?」
「去年の夏に捨てちゃった」
因みに相手は同じ道場に通う20代半ばの社会人。
「そ……」
リアクションに困る。
遥子が他の同級生達よりも大人びているのはお姉さんの影響だけでは無い様だ。
「でもオナニーはするでしょ?」と遥子が続ける。
「…………」
すると麻理子は無言になり顔を背けた。
「それ、YESって言ってるのと同じだよ」
「そ、そんな事しないもん!」
「ホントかなぁ~っ」
「ホ、ホントだもん!」
「じゃあ何でこんな感度がいいのぉ?」
「アァッ!いやっ!!」
左右の乳首を強く摘まれ再び身体を硬直させる麻理子。
「ほらほら正直に言っちゃいな」
クリクリと突起をこねくり回す遥子。完全にダークサイドが表れてしまっている。
「遥子の………意地悪っ!」
「麻理子って可愛い♡」
だが、その時
ぱこーーーーーーーん!
「痛あーーーーーーいっ!!」
乾いた音が浴室内に響くと同時に遥子は頭頂部を両手で抑えながら悶絶しそうになった。
「何やってんのかしらね!この子はホントに!!」
背後にはシャモジを持った母、響子がそこに居た。
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