女達のトラベリン・バス

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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆194

澄子が結婚すると聞いたその日は謙の人生の中で最もショックな日となった。自分が澄子を幸せにする。それが出来るのは自分しか居ないと本気で思っていた謙にとって澄子の縁談は悪い夢でも観ているのだと思う以外に受け入れ様が無かった。しかも相手は自分とは...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆193

澄子の父、見城清高は大手都市銀行の副頭取で当時、横浜の山手に居を構え親子3人絵に書いた様な裕福で幸せな家庭を築いていた。また清高は教育にも熱心で「これからの時代は女も勉学に励まないと駄目だ!」と一人娘の澄子の教育に費用と労力を惜しまなかった...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆192

目を覚ますと澄子は病院のベッドにて点滴を打たれていた。周囲を見回し枕元にあるナースコールのボタンを押すとパタパタとゆう足音と共にカーテンが開く。「あぁ、気付かれましたかぁ!」と若い看護師。「あぁ、はい……」「今、ご家族の方を呼んできますねー...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆191

完全に忘れていた。真純達の御陰でこの数ヶ月間、全くの音沙汰無しであったのだが本当の意味で問題が解決した訳では無かったのだった。この様な形、雄一郎の一周忌に線香を上げに来たと言われては、この招かれざる客人達の訪問を拒否する事も出来ない。お茶の...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆190

「まぁ!男色の方って本当に居らっしゃるのね!」自宅にて永悟の体験談を興味深く聞いている澄子。この日は雄一郎の一周忌で、いつもの仲間達の他に里香や永悟、千晶も神崎宅に訪れてくれた。そこで、また例のエピソード(番外編その1、その2を参照)が話題...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆番外編その2

バスタオルを腰に巻き、もう一枚のバスタオルで頭を拭きながら部屋に入ってくるH。因みにタオルはいずれもYAZAWAな物では無い。冷蔵庫を開け中から350mlの缶ビールを取り出しグビッと飲む。因みにプレモルでは無い。永悟がただただその場で立ち尽...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆番外編その1

神園永悟は前年の夏休みを利用して小遣い稼ぎと尊敬する拳斗を真似て自らの人生経験の為に学校から程近い神田神保町のカフェでアルバイトを始めた。場所柄、大学生や本好きな老人、出版関係者がよく集まる店で、常連客の一人にスポーツ関係の雑誌編集長をして...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆189

澄子が川崎のOpen Your Heartからタクシーで帰宅し玄関を開けるとミィが出迎えてくれた。「ミャア!」「ミィちゃん、ただいま!」ミィを抱き上げリビングのソファに座る。「今日はアナタのパパのお友達と沢山お話してきたんですよぉ」膝の上で...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆188

翌日、澄子は腕に包帯を巻いたまま普段通り出勤。帰りには川崎駅で命の恩人である雄一郎を探し見付けると自ら駆け寄り丁重に感謝の気持ちを伝える。すると雄一郎は照れながらも笑顔を見せてくれた。だが澄子が何かお礼がしたいと言うと「いや結構」とそっけな...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆187

「まぁ!本当に美味しい!!」初めて飲む愛美のカクテルの味に本気で感動する澄子。「ありがとうございます」「私も愛美さんの作ってくれるカクテルが一番好きなんです!」「他で飲んだ事有るのかよ?」永悟がツッコむ。「もう一々うるさいなぁ!」やがて話題...
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