女達のトラベリン・バス

ネット小説

ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆254

剛健達のグループを追い払い平穏な空気を取り戻した所に里香と明夫、千晶と永悟がやってきた。里香も今回がチャイナ・デビュー。明夫がプレゼントしてくれた濃紺で眞由美達と比べたら大人しい柄のドレスをどうにか着こなしている。一方、千晶はいつも通りのミ...
ネット小説

ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆253

予想外の再会を懐かしんだ後、外に出ると賢治、加奈子夫妻が既に他の仲間達との待ち合わせ場所であるレストハウス前に着ていた。「やっぱ売切れてたよ」「もっと早くに来なくちゃ駄目ねぇ」目当てであった会場限定グッズを購入出来なかった事にちょっとガッカ...
ネット小説

ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆252

開場予定時間の午後6時近く。殆ど真っ暗な目白通りを歩いているとE.YAZAWAのロゴが入った大きな袋を持った幾つかのグループとすれ違う。武道館の物販で買い物を済ませた地方参戦組であろう。グランド・パレスに限らず九段下周辺のホテルは多くの遠征...
ネット小説

ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆251

「遥子ちゃんは何時位に来るって?」「会社の人と一緒に来るって言ってたから6時半位になるかもって」遥子が帰ってきた。一時帰国ではあるがマレーシアでの仕事が軌道に乗って、やっと長い休みを貰う事が出来、武道館最終日に合わせてきたのであった。前日の...
ネット小説

ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆250

最終章:女達のトラベリン・バス2009年12月21日 9:06AM「お~い!麻理ちゃん、まだぁ~!?」自宅の1階、階段前から2階の自室に居る麻理子に呼び掛ける裕司。9時には家を出る予定だったのに過ぎても下に降りてこようとしない。「あ~ん待っ...
ネット小説

ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆249

翌年 9月20日麻理子達は横浜の、とある霊園を訪れていた。雄一郎と澄子が眠る墓碑を拳斗や裕司達、男手で綺麗に掃除をする。磨き上げ水を数回、丁寧に掛けると千晶が墓前に花を手向ける。「澄子さん、永ちゃん、昨日、長い旅、歌ってくれたよ………」里香...
ネット小説

ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆248

澄子の四十九日法要を迎えたある日、裕司達、神崎夫妻のYAZAWA仲間は寺田兄弟の呼び掛けで神崎宅へと集まる事となった。催事、納骨等を終え神崎宅のリビングに上がると程無く2人の中年男性が訪れてきた。1人は司法書士、もう一人は行政書士との事で全...
ネット小説

ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆247

葬儀が終わり梶ヶ谷の家に帰る裕司と麻理子。居間に迄上がると心身共に疲れ切ってしまっていた麻理子は喪服のまま気を失う様に畳の上で眠ってしまった。布団を引いて目を覚まさない様に麻理子を何とか抱き上げ寝かしつける。そこにミィが駆け寄って麻理子の寝...
ネット小説

ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆246

澄子の悲報が翌、昼過ぎに寺田護から裕司と真純に伝えられると瞬く間にそれは仲間達にも広がり夕刻を迎える頃には皆が神崎宅に集まっていた。誰もが悪い冗談だと思わずにいられない中、その受け入れ難い残酷な現実を目の当りのすると言葉を失い暫し茫然とする...
ネット小説

ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆245

久しぶりに見る愛しい人の姿に胸が高鳴る澄子。だが同時に、その優しさに溢れ春の毀れ日の様な穏やかな表情は高鳴る鼓動とは裏腹に、どんな時も澄子を安心させてくれた。雄一郎が傍に居てくれるだけで護られている様な。雄一郎が居てくれたから自分はこれまで...
error: Content is protected !!