女達のトラベリン・バス

ネット小説

ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆244

「いやぁ~矢沢ってぇのはホントに凄いぞっ!」ある日、帰宅した雄一郎が開口一番そう切りだした。それは裕司に誘われて赴いた1999年9月15日、いわゆる『あり爆』の夜の事。呆気にとられる澄子をお構いなしに興奮した様子でその日の感想を熱弁する雄一...
ネット小説

ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆243

あっという間にアルバム全曲を聴き終えてしまった気がする。リピートしようと立ち上がるも一度、書斎を出てキッチンへ。コーヒーを入れる為に湯を沸かし、その合間にリビングに有るダンボール箱へと向かう。昨年同様、沢山のバースデー・プレゼント。バッグや...
ネット小説

ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆242

この日は日曜日という事も有り、時計が終了予定の10時を示すと宴は延長する事無くお開きとなった。店の前で仲間達全員に見送られ、澄子達を乗せたクラウンが走り出す。「今日は、こんな遅く迄、私に付き合って下さって本当にありがとう!」「いえ!こちらこ...
ネット小説

ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆241

高校時代、犬猿の仲であった敏広と美由紀のカップリングは当時を知る者達からすれば正に青天の霹靂で加藤豊もライヴ直後、二人が一緒に居る事に目を疑い、これから付き合うと聞かされた時は目玉とリーゼントが飛び出る位に驚いた。また、この日、ライヴに参戦...
ネット小説

ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆240

宴が始まって1時間以上経過した頃、ライヴ会場近くのファミレスで本日、頑張ってくれた部員達を労う為にプチ打ち上げを開き、全部員を無事に帰宅させた琴音が合流。「お待たせしましたぁ!」「お疲れ様~!」「お疲れ様でした!今日は最高な一日でした!!」...
ネット小説

ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆239

「まぁ!美味しい!!」「ホント!レストランの味みたい!」「美味ぇ!こりゃ何杯でもイケますよ!」「これは本当に美味しいですねぇ!」「ダーリンのビーフ・シチューは世界一よ!」「赤ワイン欲しくなるわね」皆が洋助の作ったビーフ・シチューに舌鼓を打つ...
ネット小説

ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆238

「これで良しっ!」YASHIMAのライヴ終了直後、打ち上げを兼ねた澄子のバースデー・パーティーの準備の為、娘の愛美と共に会場を一足先に出た眞由美は自分の店のテーブルで、たった今デカイ紙にマジックで書いた『お知らせ』を満足気に眺めていた。その...
ネット小説

ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆237

ソロを吹き終え、ゆっくりマウスピースから口を離すと目前から突風とも思える様な物凄い歓声と拍手が華音を襲った。ビックリしてステージ上から客席の方を見る華音。それ等全てが自分に対して向けられているという事を自覚出来ずに戸惑っているとヴォーカルの...
ネット小説

ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆236

第2部一発目の♪恋リバでノリノリな雰囲気となった会場内。立て続けに曲は♪あの夜…へここでもイントロからサギ高吹奏楽部の精鋭12人は、その存在感を発揮。その後の♪GOOD LUCK!!、♪ラッキーマンでも重厚感有るサウンドでライヴに彩を加え、...
ネット小説

ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆235

敏広が一番手でステージに出てくると永ちゃんコールが止み一斉に歓声が上がる。「Hey!One Two!!」更に沸く会場。だが敏広は突然、神妙な面持ちとなり「えぇ~っ皆さん、実は残念なお知らせが有ります………」その重々しい物言いに響めく場内。「...
error: Content is protected !!