女達のトラベリン・バス

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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆118

その本牧ふ頭での出来事から横浜の不良グループの間で『公認のカップル』となった眞由美と拳斗。その噂は瞬く間に神奈川全域に広がり当然、拳斗の学校関係者の耳にも入る。2年一学期開始直後、拳斗は一度、校長室に呼び出され担任を含む複数の教師に事の真意...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆117

破瓜の血に染まったシーツを布団から剥がして暫らくポーッと眺めるバスタオル姿の眞由美。「丸で日章旗だな」「馬鹿っ!」デリカシーの欠片も無い、風呂上りの拳斗の一言に対して叫んでは再びシーツに視線を戻す。「洗濯して落ちるかしら?」「気にするな。そ...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆116

拳斗が眞由美を連れてきた店は国道16号から一つ路地を入った通りにあるステーキハウスであった。西部劇に出てきそうなアメリカン・テイストの造りで店名はサンライズ。《BGMはスペクトラムの♪サンライズ》「いらっしゃい!おぉ!拳斗、随分早いなっ!」...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆115

翌日の月曜日。眞由美は学校を途中で抜け出しセーラー服姿のまま長兄のZ2に乗って横浦賀高校へと向った。神奈川県立横浦賀高校は県内でも有数の進学校で毎年多くの東大合格者を出してる男子校。長いスカートを靡かせ段差もなんのその事務室窓口のまん前まで...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆114

拳斗が呼んだ修理屋を待ってる間、キャロルとYAZAWAの話題で盛り上がる2人。30分後、1台のダットサン・トラックが観音崎にやってきた。運転席から中年の男が降りてくる。「すみませんお手数かけます」風貌に似合わず礼儀正しい拳斗。「いいっていい...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆113

眞由美と拳斗の出会いは二人が高校1年生の10月。場所は観音崎。この頃の眞由美は長兄のカワサキZ2を借りてツーリングに行くのが趣味で長兄は2人の弟には絶対にバイクを貸さなかったのだが末っ子の眞由美にだけは、あっさりキーを渡してくれた。因みに、...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆112

「洋助さん」「おぉ!婿殿!!」「愛美さん!お父さん!」ひしと両手を握り合う3人。愛美はともかく影虎までもがこんなにも洋助に対して歓迎モードなのが眞由美には驚きであった。「ちょっとアンタこいつから幾ら貰ってるのよ!」「幾らってお前なぁ……」「...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆111

「反対反対反対反対反対反対反対反対!全く冗談じゃないわっ!」愛美の結婚相手が洋助だと知った途端に態度を急変させる眞由美。「そんな!眞由美さん…」「洋助さん、いい人じゃないですか!」「いい人とかそうゆう問題じゃないの!私は絶対に許しませんから...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆110

「あら?珍しいじゃない?」「久し振りだな」「どうしたの?急に父娘、揃って」「えぇっ!?」眞由美の言葉に驚きの声を上げる遥子達。「父です」「私の元旦那よ」「麻生影虎です。娘と元女房がお世話になっております」低くドスの効いた声だが物腰は柔らかい...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆109

麻理子と裕司がくっついてから2週間後、遥子は京王百貨店内のアフタヌーン・ティーで麻理子のお惚気話に延々と付き合わされていた。次から次へとエンドレスで続く話に、よく話題が尽きない物だと感心しつつ逆上せ上がってまたフラれなきゃいいけどねぇとちょ...
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