女達のトラベリン・バス

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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆059

「千晶ちゃん」「私の事ならもういいです」眞由美の方に近づいてゆく千晶。「いいのか本当に?」「遠慮する事なんかないぜ」「何なら俺達がきっちりケジメつけさせてやるよ」次々に千晶に声掛けする男達。男達なりの千晶に対する気遣いであった。「いいんです...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆058

10メートルは離れていた場所から一瞬の間に正一の顎、目掛けて飛んだ眞由美。会心の一撃であった。喰らった正一は吹っ飛んで、そのまま後ろのベンツに倒れ込み直撃した後頭部がフロントガラスを粉々に砕き反動でボンネットを転がって地面に崩れ落ちた。「ひ...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆057

ケンメリ、ハコスカ、マークⅡツアラーV、クラウン、ワゴンR、エルグランド等にZZR、ファット・ボーイ、CBX、カタナ、等々様々な年代、多様な車種の矢沢仕様車とバイクが正三達を背後から追い詰める様な陣営を形作る。ナンバーも品川、横浜の他に湘南...
女達のトラベリン・バス

ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆056

ベンツを中心に左右に停まった型遅れのセドリックやグロリア等から柄の悪い男達がゾロゾロと出てきてはトランクから金属バットや鉄パイプを取り出し始めた。「へへへへ!お前等、終りだよ!」木刀らしき物を片手に正三が前に出てくる。正三の後ろに横一列に配...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆055

千晶の姿を見て遥子達は正三やA達に対して激しい怒りを憶えた。拳斗が車の中から工具を取り出し千晶の手に填められた手錠のチェーンを切り離す。その間に遥子は葵の居る方へと歩き始めた。すると「よーぅ、よーぅ、ネエチャンYoーっ」正三がナイフを、ちら...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆054

ドラムロールの様なエンジン音が鳴り響く中、時間が止まったかの様な錯覚に陥る永悟。「な・・・何だ?誰だよ?」正三達もバイクに跨りヘルメットを取る、そのシルエットに困惑する。「千晶ちゃん!永悟君!」「…眞由美さん?」と永悟。正三達の意識が眞由美...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆053

走り出す永悟の前にAが立ち塞がる。「おめぇの相手は俺なんだよ!」大きなモーションで永悟を殴ろうとするA。だが永悟はそれを左腕でブロックし、反射的に右の拳を繰り出した。Aの左上顎を捕らえAが尻餅を着く。直後にDが蹴りを入れてきた。身構える永悟...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆052

「今日とゆう今日は、きっちりケジメ着けてやんぞ」「俺達をナメ腐った事を死ぬ程後悔させてやっからよ」「土下座でもして許して欲しいってかぁ?」「残念だったな。泣いて詫びたって許してやんねぇよ!」と言ってゲラゲラと笑うAとD。「オイ聞いてんのかよ...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆051

「あ・・・・・あ・・・・・あ・・・・」ガタガタと大きく震えながら泣き顔で声にならない声を漏らす里香。「落ち着いて。大丈夫よ」里香の肩をしっかりと掴む眞由美。「誰かお水をお願い!」真純がホテルのスタッフに叫ぶ。「え・・・永悟が・・・・・千晶ち...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆050

6月1日は眞由美の誕生日。そして毎年6月の第一土曜日には『情事』こと真純が幹事となってバースデー・パーティーが開かれるのが恒例であった。昔は眞由美の店で行われる小規模な物であったが年を追う事に参加者が増えだして店では対処しきれなくなり3年前...
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