女達のトラベリン・バス

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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆049

京急川崎駅からパーティー会場のあるホテルに着いた所で里香は携帯を取り出した。エントランス前には4台のタクシーが待機していたので今直ぐ永悟達を向えに行く事が可能である。やじうま根性が湧いてしまい里香は自分の方から永悟に電話を掛けてみた。4コー...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆048

携帯が鳴り出した。帝国のマーチ、いわゆるダースベイターのテーマの着メロに舌打ちをしつつ電話に出る。「もしもし」「よーぅ、よーぅ、おめぇ等、今、何してんだYo-っ」声にも喋り方にもウンザリしたくなる。「あぁ、ちょっと・・・」「何だよおめぇ。俺...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆047

神園家が住むマンションの最寄の駅である京急線、雑色駅に着いた所で永悟の携帯が震えた。「何だよもう・・・」届いたメールを読んで永悟は、ため息をついた。「どうしたの?」と里香。「千晶から」「何て?」「今から六郷土手に来いって」「あら」「野球場で...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆046

「あっ、もうこんな時間!」5時30分を指した時計を見た千晶が声を上げる。「パーティーは7時よ」「うん。でも6時にちょっと友達に呼ばれてるんだ」「あら、忙しいのねぇ」「叔母さん、六郷土手って自転車と電車どっちで行ったらいいかな?」「六郷土手?...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆045

6月の第一土曜日。夕方5時過ぎ。部活を終え帰宅した永悟が自宅マンションの鍵を開けようとした時に隣の部屋の扉が開いた。「永悟お帰り!」と千晶が部屋から出てくる。「あ、ただいま」永悟は、その時の千晶の私服姿に目が止まった。勿論、千晶の私服を見る...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆044

「あーっクソーッ!ムカツク!!」ゲーセンのパンチング・ゲームにパンチを打ち込む例の4人組のリーダー格。今後はこの生徒をAと表記する事にする。「他の奴にターゲット変えっか?」と4人の中で一番背が高いB。「いや、あいつだけは絶対に許せねぇ!!」...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆043

「で、こちらのお嬢さんは永悟君のカノジョ?」愛美のこの一言で千晶の表情が少しだけ緩む。「ち、違います違います!ただの従姉弟です!」全力で否定する永悟にムッとする千晶。さっきよりも、おブスな顔になる。「そうなの?でも二人とも、お似合いよ」その...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆042

その日、神園母子と従姉弟の千晶は7時15分位に眞由美の店に訪れた。因みに『約束の土曜日』以降は、すべて通常営業である。ドアを開けると♪世話がやけるぜ、が聴こえてきた。「いらっしゃ~い」と眞由美。「こんばんは。すみません何かこんな事になっちゃ...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆041

永悟が『戦う意思』を示した事によって愛美が言ってた通り学校内での永悟の周囲に変化が現れた。先ず同じクラスの陸上部員が自分達から永悟とコミュニケーションを計る様になってきたのだ。千晶以外に味方が居なかった永悟にとってこれは嬉しい出来事であった...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆040

ヘロヘロになってもう追い駆ける気力も無くなった風に見える4人組を見て勝ち誇った様な顔の永悟。その時「神園」「あっ!」「その練習はこれで終わりだ」校舎から出てきた3年生5人の中の一人が告げた。「は、はい」その5人は陸上部の主力メンバーで声をか...
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