女達のトラベリン・バス

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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆029

『里香は島根の資産家に三行半を突きつけられた』『向こうでワガママ放題やって追い出されたんだって』『やっぱりマンション持ちん所のお嬢様だね』『旦那が他所に女作って捨てられたんでしょ?』『いや、慰謝料を、たんまり貰ってウハウハだって話だけど』『...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆028

高校を卒業後、里香はそのまま横浜の大学に進学し、そこで後の旦那と知り合い付き合い始める。大学卒業後に里香はマンション経営をしている東京都大田区の実家に戻って実家と取引のある不動産会社に就職。後の旦那は出身地の島根に戻って暫く遠距離恋愛が続く...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆027

「実は私、中学生の頃に虐められてたんです」中学2年の始めの頃、里香にはその自覚が全く無かったのだが、ある事がキッカケでクラスのリーダー的存在、悪く言えば仕切り屋の女子の機嫌を損ねた様で、そのグループから目を付けられ、最終的にはクラス全員から...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆026

その日以来、神園里香は、ほぼ毎日の様にOpen Your Heartに訪れた。7時の開店時間と同時に一番乗りで来店してはドアに一番近いカウンターに座りウーロンハイを注文。自分から話を切り出すのが苦手な様で、いつも眞由美が話題を提供する役目で...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆025

「こうゆう事ってあるんですねぇ」「ホント、ドラマみたい!」「でも憶えていて下さって光栄です」「客商売してるとね」女の名は神園里香。東京の大田区出身だが結婚を機に旦那の実家がある島根県に嫁ぐ。だが昨年、離婚して息子を連れて自分の実家に戻ってき...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆024

初めてOpen Your Heartに訪れた客だったが眞由美は、その女の顔に見覚えがあった。商売柄、一度会った者の顔は忘れないが、この時点では何処で会ったか迄は思い出せなかった。遥子と麻理子しか客が居ない店内で女は何か言いたそうな表情のまま...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆023

「その話はもういいわよ」所変わって川崎のOpen Your Heart昔話が話題に上った事でカウンター内の眞由美が呆れ顔で止める。「エエやないですか。伝説ですやん」「昔の話よ」「私は、もっと聞きたいです」「私も」カウンターに居る遥子と麻理子...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆022

第弐章 伝説1996年、ある地方のキャパ3000人位のコンサート会場。3人の親子連れが2階席4列目の中央部付近に腰を掛けた。「楽しみだね」「うん!」母親の言葉に元気良く頷く男の子。男の子は、この時6歳。矢沢永吉のコンサートは未就学児童の入場...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆021

「何、聴いてるの?」高校生活3日目の朝に教室で1時限目の教科書を見ながらポータブルCDプレイヤーを聴いていた麻理子に登校してきた遥子が尋ねた。「ビリー・ジョエル」「聞いた事ある!名前だけだけど」「聴いてみる?」「ありがと」遥子は麻理子からヘ...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆020

森野楓は麻理子の母、香澄の5歳下の妹で聖蹟桜ヶ丘の郵便局職員であった。美人だが結婚願望が無く独身だったので姪っ子の麻理子を我が娘の様に可愛がり、また麻理子の父、孝之が家族サービスに消極的であった為、麻理子をディズニーランドや海、プール等のレ...
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