女達のトラベリン・バス

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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆224

「久しぶり!」「お、おぅ……」笑顔の女は対照的に敏広の表情は冴えない。同時に、この時、賢治と裕司も同じ様な顔をしていた。鮫島美由紀は敏広達の同級生で当時、女子新体操部のキャプテンでもあった。当時、学校一の美人と言われ成績も優秀。新体操の方も...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆223

そして、いよいよライヴ当日最終リハの為、前日同様、朝9時に会場に集まると駐車場には既に数台のYAZAWA仕様車が停まっていた。数時間後には他のスペースも様々なYAZAWAカーで埋め尽くされ、その光景は本物の矢沢永吉のコンサートと勘違いしてし...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆222

ライヴ前日 am9:00麻理子とYASHIMAのメンバー、そして琴音達サギ高吹奏楽部はリハーサルの為に会場となる【川崎うぉるふぃホール】(実在しません)に集まっていた。「すみませーん!こっち、いまいち自分の音が弱いんで上げて下さい!」敏広が...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆221

「あの吉岡さんて人、本当に凄いね」「やっぱ麻理ちゃんも判る?」「うん!」練習後に裕司宅へと一緒に帰る麻理子と裕司。「今日、私も最初から最後まで身体が自然とリズムに乗っちゃってた」「解るよ!俺も歌ってて凄く楽しくて何てゆうか練習って事を忘れそ...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆220

「よう!久しぶりだな!」「あ、ご無沙汰してます!」賢治も立ち上がって敏広と一緒にお辞儀をする。「あぁ、裕司達は初めてだったよな?こちら吉岡清純さんだよ」「えぇ!あの!?」吉岡清純日本のジェフ・ポーカロと呼ばれるスタジオ・ミュージシャンで国内...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆219

ライヴを1ヶ月後に控えた8月上旬、アクシデントが起こった。助っ人ドラマーの柏田哲也が交通事故に遭ったのだ。幸い命に別状は無かったが事故現場から救急車で運ばれ即、入院。翌日に知らせを受け揃ってお見舞いに行と「済まないな。こんな事になっちまって...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆218

翌日になるとサギ高の同窓生や軽音部の後輩達からYASHIMAの3人にライヴに関する問い合わせが昼夜問わず来る様になり会場事務所にもそれが殺到。余りの反響の大きさに、ならばいっそ大々的に告知しようと川崎市と会場のホームページ、また市発行の広報...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆217

サギ高吹奏楽部とのコラボが実現した事によって土曜日は、いつも通り溝の口の音楽スタジオでYASHIMAだけの練習。日曜日はサギ高の音楽室にてフル・バンドでの音合わせが行われ、生のホーンが加わる事による心地良い音の厚みがより一層、敏広達の集中力...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆216

翌、日曜日YASHIMAのメンバーと麻理子は、都合で帰った哲也を除く5人で賢治のオデッセイに乗り真純が指定した場所へと向かった。「変わらないもんだなぁ」真純が指定した場所とは何と敏広達の母校、鷺沼平高校であった。敏広達3人が此処を訪れるのは...
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ネット小説☆女達のトラベリン・バス☆215

真純の父、村上昌繁は当時、永田町で影の総理と呼ばれた超大物国会議員で母、小夜子は川崎の花柳界にて後に女帝と呼ばれる売れっ子芸者であった。昌繁の妾でもあった小夜子は真純を身籠ると周囲には何も告げずに川崎の夜の街から姿を消し出産後は今で言うシン...
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